長浜ローカルフォトアカデミー第5回

長浜ローカルフォトアカデミー第5回連続講座でした。

今回は旧浅井町の鍛冶屋地区での撮り歩き。

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僕は午前中所用があったため午後のみの参加でしたが、鍛冶屋町の鍛冶小屋で鍛冶の実演と繭の糸取りの様子と町の風景の撮影です。

 

はっきり言って、今日はいい写真が撮れなかった(いつもいい写真が撮れないんですけど)。

でも、撮影後の講評はすごくいい勉強になりました。

 

実は僕、天邪鬼でひねくれたところがありまして、みんなと同じ被写体にカメラを向けて同じような写真を撮るのがイヤなんです。

鍛冶の実演と繭の糸取りを撮影に行っても、いい写真を撮ろうと努力することもなく早々に切り上げて、ひとり集落の撮り歩きに出かけてしまったのです。

その結果いい写真が撮れるはずもなく不本意なまま撮り歩きが終了。

 

撮影後の講評では、参加者が撮影した写真をプロジェクターで映し出して講師の先生からコメントしていただく。

僕以外の受講者の方は、この数ヶ月の間に随分と腕を上げていていい写真を撮っている。

同じ被写体でも撮る角度や構図を工夫したり、撮りたい写真をイメージしてシャッタースピードや絞りを調整してイメージに近い写真を撮っている。

シャッターチャンスが訪れるまでねばって一瞬のシャッターチャンスをものにしいる。

 

講評の間、恥ずかしい思いをしたのはいうまでもありません。

撮影の場を設けていただいた鍛冶屋町の方にも申し訳ないという思いと、目の前の状況を工夫も努力もせずにいい写真が撮れないと早々に諦める自分にふがいなさを感じてしまいました。

 

どうすればいい写真が撮れるのか?と考えてみた。

撮りたい写真をイメージする。

そのイメージした写真を撮るためには構図をどうするか、露出をどうするかをよく考えて丁寧な撮影を心がける。

イメージした写真のシャッターチャンスがくるまで粘り強く待つ。シャッターチャンスが生まれるように工夫してみる。

ということが、今の僕には必要なのかなと考えている、ローカルフォトアカデミーを終えた日の夜です。

まずは量をこなすことも必要なので、1月の写真のセレクトまでどんどん写真を撮ろう。

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昭和38年(1963年)滋賀県長浜市生まれ。 漆塗職人をやってます。お箸お椀から建造物の漆塗りまでオールラウンドにこなします。日本一の漆バカを目指し、日本初のうるしエバンジェリストとして漆の魅力を広く伝えていきます。

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