尾形アツシさんの窯焚き

日本一のうるしバカを目指す男、うるしエバンジェリストの渡邊嘉久です。

 

陶芸家尾形アツシさんが薪窯を焚かれるということで急遽お邪魔して見学してきました。

尾形さんの工房は、奈良県宇陀市の山の中にあります。

長浜からは、八日市ICまで高速に乗り、日野、甲賀を抜けて柘植から西名阪でを使って2時間ちょっとの距離。

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尾形さんにはギャラリー八草で5月に個展をお願いしているので、そのための写真撮影を兼ねてです。

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窯の中の温度は1200度前後。

煙の出方と温度を見計らって薪を投入。

真剣な眼差しでタイミングを見計らって薪を投入されます。

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実際に作家さんがモノづくりをされているところを見ると、その作家さんが自分が作るモノへ込める思いが伝わってきます。

作り手と使い手を結ぶ繋ぎ手として、モノとともに思いも伝えていかなければならない。
尾形さんの窯焚きを見て、そんな思いを強く持ちました。

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どんな作品が焼きあがってくるのか。

おおらかで気さくな尾形アツシさん。
土味を生かした味のある、存在感のある器。
尾形アツシ展おたのしみに。

 

 

 

 

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昭和38年(1963年)滋賀県長浜市生まれ。 漆塗職人をやってます。お箸お椀から建造物の漆塗りまでオールラウンドにこなします。日本一の漆バカを目指し、日本初のうるしエバンジェリストとして漆の魅力を広く伝えていきます。

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