余呉に漆の木を探しに 余呉漆プロジェクト

日本一のうるしバカを目指す男、うるしエバンジェリストの渡邊嘉久です。

 

このブログでも何度か書いた余呉漆のこと。

余呉漆とは、長浜市の北部、福井県境に近い旧余呉町で採れる漆のことです。

採れるといっても、60年以上前の話で現在は採れません。

余呉漆プロジェクトとは、余呉の漆掻きを復活させようとするものです。

 

余呉の文化や植物に詳しい方に案内していただき、漆の木を探しに行きました。

ありましたありました漆の木が。

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さすが子供の頃から身近に漆の木を見てこられた方はパッと見て漆の木かどうかわかるようです。

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民家のすぐ近くにあったり、川沿いにあったり、何箇所かで何本かの漆の木を見つけました。

余呉漆プロジェクトも一歩前進という感じです。

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まずは今年、見つけた漆の木の何本を掻いて、漆の樹液を採ってみたいなと考えています。

漆の木を見つけたからといって、勝手に漆掻きをしたら怒られてしまうので、まずは所有者探しから。

 

なんかワクワクしてきました。
よし、今年は余呉漆復活元年にしよう。
10年後20年後を見据えて、漆の木をどうやって増やしていくのかも考えていこう。

お世話になった、ただのさん、中川さん今日はありがとうございました。
これからもよろしくお願いします。

 

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昭和38年(1963年)滋賀県長浜市生まれ。 漆塗職人をやってます。お箸お椀から建造物の漆塗りまでオールラウンドにこなします。日本一の漆バカを目指し、日本初のうるしエバンジェリストとして漆の魅力を広く伝えていきます。

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