アメフトはおもしろい

アメフトはおもしろい
正月3日、朝から箱根駅伝を見てそのあとはライスボウルをテレビ観戦。
ライスボウルとはアメフトの日本一決定戦。

今年は大学日本一の関西学院大学と社会人日本一の富士通との対戦。
いろんなスポーツがあるがアメフトは見れば見るほど面白いスポーツだと思う。

アメフトの特徴の一つに選手交代が自由だというのがある。
攻撃側も守備側も11人ずつで戦うわけだが、何度交代してもいい。
選手の多いチームではオフェンスユニット、ディフェンスユニット、キッキングユニットなどスペシャリストのメンバーたちが試合のシュチエーションに合わせて総入れ替えで出てくる。
それぞれのスペシャリストチームにあっても各ポシションごとプレーごとに選手が入れ替わったり、総勢50人以上の選手が試合に出場する。

ポジションによって役割がありそれぞれのポジションで求められる資質が違うわけで、身体が大きく力が強い選手が活躍するポジションもあれば、身体は小さくても足が速い選手が活躍するポジション、ボールを投げるのが得意な選手が活躍するポジション、ボールを蹴るのが得意な選手が活躍するポジションなどいろいろなタイプの選手が数多く活躍できるスポーツなのもアメフトの魅力の一つだと思う。

 

アメフトの魅力のもう一つが、戦術面での作戦が勝敗を大きく左右することだ。

対戦相手を研究し分析した上で、自分たちのチームのパフォーマンスが最大限発揮されるような作戦を立てる。
戦力が大きくかけ離れていないチーム同士の対戦の場合、この作戦が勝敗を大きく左右する。

関西の大学では京都大学や神戸大学、関東では東京大学や横浜国立大など偏差値の高い大学も一部リーグで活躍している。
国公立の大学の場合、スポーツ推薦などあろうはずもなく、しっかりと勉強をして難関校の入学試験を突破してきたスポーツバカではない頭のいい人間も活躍している。
高校時代まで違うスポーツをやっていた選手も多い。

さまざまな資質をいかせるスポーツだということと、戦術的な頭脳プレーのスポーツだということが他のスポーツとちょっと違って、他のスポーツから転向してきた選手や難関校が活躍できるのかもしれない。

アメフトは見れば見るほどおもしろい。

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昭和38年(1963年)滋賀県長浜市生まれ。 漆塗職人をやってます。お箸お椀から建造物の漆塗りまでオールラウンドにこなします。日本一の漆バカを目指し、日本初のうるしエバンジェリストとして漆の魅力を広く伝えていきます。

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