日本一のうるしバカを目指そう

日本一のうるしバカを目指します。
安心してください、うるしの人間国宝になろうとしているわけではありません。
大好きなうるしにとことんこだわって「お前バカだね〜」と呼ばれるくらいのうるしバカになろうと覚悟を決めました。

昨日から、エクスマSNS活用塾の合宿研修に参加しています。
エクスマ思考の独自の価値をどう発信していくかを考えました。
やっぱり僕にはうるしの事しかありません。

うるしってかぶれそうで扱いづらそうでなんとなく敷居が高くって、なんとなく敬遠されがちなんですけど、とことんうるしのことを発信してひとりでも多くの人にうるしのファンになっていただけたらいいなって思います。

うるしって漆の木から採れる樹液なんですけど、塗料として使われたり接着剤として使われたりします。
縄文時代の遺跡からも漆塗りのモノが発掘されたりと、昔から日本では生活の身近にあったモノです。
うるしのお椀や家具、仏壇、建造物などに昔から漆が使われてきました。

しかし、化学塗料やプラスチックの出現によりだんだんとうるし製品が身の回りから減ってきました。
化学塗料の製品もうるしの製品もその違いは一見してはわかりづらいものがあります。
しかし、使い続けるほどにうるしの良さは出てきます。

使えば使うほどわかる、うるしの良さ。
知れば知るほど深まる、うるしの魅力。
漆の仕事に携わるようになって20年以上経ちますが、まだまだ分からない事の多い漆。
本物のうるしが身近にある事が人々の生活をより豊かにしてくれる。
うるしのことをこのブログでお伝えしていく事が、うるしのある暮らしの入り口になるように。

The following two tabs change content below.
昭和38年(1963年)滋賀県長浜市生まれ。 漆塗職人をやってます。お箸お椀から建造物の漆塗りまでオールラウンドにこなします。日本一の漆バカを目指し、日本初のうるしエバンジェリストとして漆の魅力を広く伝えていきます。

最新記事 by 渡邊 嘉久 (全て見る)