ご飯と漆器は相性がいい

日本一のうるしバカを目指す男、うるしエバンジェリストの渡邊嘉久です。

 

食器と食べ物や飲み物の相性があります。

味噌汁は漆器または漆器風(笑)の器でいただくのが普通ですが、意外なことにご飯も漆器との相性がいいんです。

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漆器で食べるご飯はなぜか美味い。

なんでや?

と聞かれてもうまく答えられないんですが、美味いんです。

いくつかの要因があると思いますが、その一つが、漆器は木製のため熱伝導率が低くご飯が冷めにくい。

ご飯が冷めにくいので、陶磁器の飯碗に比べて長時間温かいご飯が食べられるということが言えるんじゃないでしょうか。

 

また、飯椀は手に持つので、漆器は軽くて持ちやすいということも間接的に作用しているかもしれません。

 

説得力のない文章なのでうまく伝えられないのですが、ぜひ漆器でご飯を食べてみてください。

プラスチックの漆器風の器じゃないですよ(笑)

漆器で毎日ご飯を食べたら、その違いがお分かり頂けると思います。

もちろん、お箸も木製の塗り箸で食べてくださいね。

 

 

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昭和38年(1963年)滋賀県長浜市生まれ。 漆塗職人をやってます。お箸お椀から建造物の漆塗りまでオールラウンドにこなします。日本一の漆バカを目指し、日本初のうるしエバンジェリストとして漆の魅力を広く伝えていきます。

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