がらたてのこと
『がらたて』という和菓子があります。
あんこを小麦粉や米粉を練った生地で包んで、それをサルトリイバラの葉っぱに挟んで蒸したものです。

『がらたて』は湖北地方の初夏の郷土菓子で素朴な味ながら、この初夏の季節になると食べたくなるお菓子です。
和菓子屋さんによってレシピも違うようで、米粉のところもあれば小麦粉のところもあるようです。
この『がらたて』滋賀県北部の湖北地方だけのものと思っていたら、名前こそ違えどサルトリイバラの葉っぱに挟まれた同じようなお菓子がけっこう各地にあるようです。
岐阜県にはサルトリイバラの葉で包んだ麩饅頭の三喜羅(さんきら)というお菓子もあるようです。
サルトリイバラを山帰来(さんきらい)ともいうのでそこから名前が来てるんでしょうね。
〔サルトリイバラ 菓子〕で検索すると、サルトリイバラの柏餅というのが出てくるんですけど、柏餅は柏の葉で包んであるから柏餅であって、サルトリイバラの柏餅っておかしいやろと思う、がらたて好きの男です。
この季節、長浜に来られたらぜひ『がらたて』をご賞味ください。
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昭和38年(1963年)滋賀県長浜市生まれ。
漆塗職人をやってます。お箸お椀から建造物の漆塗りまでオールラウンドにこなします。日本一の漆バカを目指し、日本初のうるしエバンジェリストとして漆の魅力を広く伝えていきます。
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