蔵の中に眠っている漆器
日本一のうるしバカを目指す男、うるしエバンジェリストの渡邊嘉久です。
先日、お客さんがちょっと見て欲しいモノがあるということでお越しいただきました。
持ってこられたのは、幾つかの漆器。
比較的きれいなものもあれば、漆が剥げているもの、割れているものなどなど。
「これって使えるやろか?」
と尋ねられたので、
「比較的きれいなものは、このまますぐに使えますよ。漆が剥げているものは漆を塗り直したら新品同様になりますよ」
とお答えした。
蔵の中に眠っている漆器。
せっかくあるんなら、どんどん使ってください。
使わずに蔵の中にしまっておくのはもったいない。
田舎のお家に行くと、冠婚葬祭用に数十人分の御膳と漆器のセットを持っておられますが、家で宴席を開く機会も減り、冠婚葬祭用の漆器のセットも使われずに蔵の中にしまわれたままになっているようです。
ぜそういう漆器を普段の生活で使うことによって、いつものお料理もちょっと豪華に見えて豊かな気持ちになってもらえるはず。
蔵の中に眠っている漆器をどんどん使いましょう。
変色したり傷んでいる場合はうるしを塗りなおしたら新しく生まれ変わります。
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昭和38年(1963年)滋賀県長浜市生まれ。
漆塗職人をやってます。お箸お椀から建造物の漆塗りまでオールラウンドにこなします。日本一の漆バカを目指し、日本初のうるしエバンジェリストとして漆の魅力を広く伝えていきます。
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