DMの写真

日本一のうるしバカを目指す男、うるしエバンジェリストの渡邊嘉久です。

 

日曜日のギャラリーの店番の傍、来月開催する尾形アツシ展のDM用の写真を撮影していました。

 

ブースの中に作品を入れて外側からストロボを当てて撮ってみたり、窓際に作品を置いて自然光で撮ってみたり試行錯誤の撮影。

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どうやったら作品の魅力を引き出せるか。
ああでもない、こうでもない、あっち向けたりこっち向けたり、いろんな角度から、いろんな方向から光を当ててみる。
絞りを絞ってみたり開いてみたり。
なかなか思うよう写真が撮れない。
思うような写真というよりも、まずイメージができていないんだなぁ。

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むやみやたらにシャッターを切るよりも、まずは作品とじっくり向き合い、その作品の一番魅力的なポイントを見い出した上で、その魅力的なポイントが一番きれいに見える光の当たり方を考える。そうするといい写真が撮れる。
ということを以前プロのカメラマンに教えていただいたことがある。

 

春の訪れとともに、いろんなギャラリーや作家さんから展覧会のDMが送られてくる。

おっスゴイと思わせるものからスルーしてしまうものなど様々。

 

展覧会をするなら、やっぱり多くの人に観にきていただきたいわけです。

だからDMを作る。

多くに人にDMを見ていただけるようにする。

DMを見ていただくには、まずはアイキャッチとなる魅力的な写真を載せる。

写真に興味を持って頂いたら、キャッチコピーやキャプションに興味を持ってもらう。

展覧会に足を運んでもらえるような、写真、キャッチコピー、キャプション。

作家さんが心を込めて作られた作品、その魅力を使い手の方に伝える。

最近になってようやく伝えることの重要性とその難しさを感じるようになってきた。

難しいけど、楽しいんです。

がんばってDM作ろう。

 

あっ、漆塗りの仕事はちゃんとやってます。ご安心ください。

 

 

 

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昭和38年(1963年)滋賀県長浜市生まれ。 漆塗職人をやってます。お箸お椀から建造物の漆塗りまでオールラウンドにこなします。日本一の漆バカを目指し、日本初のうるしエバンジェリストとして漆の魅力を広く伝えていきます。

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