お箸のこと

日本一のうるしバカを目指す男、うるしエバンジェリストの渡邊嘉久です。

 

何年か前から、飲食店でプラスチックのお箸がふえてきました。

僕、プラスチックのお箸いやなんです。

お箸は、口に直接入れるものなので、化学樹脂の素材というのは何か抵抗があるんです。

お箸をかじったりするわけではないので、有害なものが体内に入るということはありませんが、どうもプラスチックの箸には抵抗があります。

割り箸にしても、安物の割り箸は漂白剤やカビがはえないように薬品が使われているらしいので嫌いなんですけどね。

 

お箸は、やっぱり天然木の漆塗り箸がいいですね。
天然塗料の漆なので口に入れても安全。
漆が塗ってあると、洗った後もカビがはえたりする心配がありません。

 

安い値段で売っている塗り箸とだけ表示されているものは、漆以外の化学塗料で塗装されている場合があるので要注意です。
品質表示を見ると化学塗料と書かれていることが多いです。

 

お箸は、毎日一番よく使う道具で口の中に入れるものでもあるので、ちょっと高くなるけど漆塗り箸がいいですよね。

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昭和38年(1963年)滋賀県長浜市生まれ。 漆塗職人をやってます。お箸お椀から建造物の漆塗りまでオールラウンドにこなします。日本一の漆バカを目指し、日本初のうるしエバンジェリストとして漆の魅力を広く伝えていきます。

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