彷徨える漆塗り職人 3
初めて公募展に出品したのが平成21年。 その後、同じ日本伝統工芸近畿展に何度か入選しています。 私は、日本工芸会近畿支部の漆芸部会研究会員になっています。 日本工芸会には3つの種類の展覧会があり、本展と部会展、支部展とい […]
そして僕も人のために力を貸せる人間になりたい
疲労感が全身を覆っているのか、今朝はベッドからなかなか起きることができなかった。 身体が重い。 腕と脚も軽い筋肉痛だ。 どうしたんだ? あっ、昨日の草刈りの影響かもしれない。 昨日は午前中2時間ほど漆植栽地の草刈りをした […]
僕が余呉漆の復活に取り組むわけ〜その1
日本産漆の国内最大の産地は岩手県二戸市の浄法寺というところだ。 僕が初めて浄法寺の地を訪れたのは今から12年前の早春の頃だった。 その年、僕は文化庁の新進芸術家国内研修制度の研修生に選ばれていた。 自分は職人であって芸術 […]
2018余呉漆漆掻きスタート
遅ればせながら余呉漆復活プロジェクト2018漆掻きスタートしました。 漆の木から漆の樹液を採取する漆掻きのシーズンは6月中旬から10月頃まで。 本来は、1ヶ月前には始めたいなければならなかった本年度の漆掻きをやっと7月2 […]
これからのまちとクリエーション
うるしの魅力を伝える漆塗り職人 うるしバカ の渡邊嘉久です。 今日は、こんなイベントに参加してきました。 【東京都台東区×滋賀県長浜市 地域を通じた人の出会いから描く これからのまちとクリエイション -CR […]
進化逸脱する仏壇店をめざして
ずいぶん久しぶりの投稿になってしまいました。 うるしバカの渡邊嘉久です。 漆塗りの職人をしているうるしバカですが、元々は仏壇の漆塗りが専門で渡邊仏壇店という仏壇店をやっています。 仏壇業界は、価値観や宗教観の変化などから […]
余呉漆復活プロジェクト6月その4 上げ山
漆掻きで2辺目の帰りにキズをつけるの上げ山という。 6月20日火曜日、少し早めに仕事を切り上げて漆掻きをするために余呉に向かった。 18日の土曜日に目立てをしたばかりなので、2辺目のキズをつけるのはちょっと早いかとも思っ […]
余呉漆復活プロジェクト6月その3 目立て
余呉漆復活プロジェクトいよいよ始動。 漆掻き開始。 6月18日土曜日、平成29年の漆掻きを始めた。 一番最初に漆掻きのカンナで漆の木にキズをつけることを目立てという。 中之郷の漆の木を4本と上丹生で1本の計5本を漆掻きす […]